不正乱視とは?

普通の乱視でしたら、眼鏡でも矯正が可能です。しかし、角膜表面が不整な形をしている方の場合ですと、眼鏡だけでは矯正が不可能な乱視、というものもあるのです。 このような乱視を「不正(不整)乱視」といいます。

不正乱視になる原因というのは、外傷を受けたあと、あるいは、角膜を移植したあと、円錐角膜の方・・というのが代表的なものです。

こういった特殊な乱視に関していえば、ハードコンタクトレンズがもっとも適します。 ハードコンタクトレンズが適する目の状態、というと、「円錐角膜」をその一例として取り上げましたが、円錐角膜というのはいったいどんな目の状態なのでしょうか。 円錐角膜は、角膜の中央部分がとがったような形に突出しているという状態をいいます。

通常、角膜は滑らかな丸い形をしていますが、円錐角膜になりますと、その名のとおり、「円錐」型のようになっているのです。

この円錐角膜になりやすい年齢は、一般的にいって、思春期と言われています。そして、徐々に進行していき、30歳前後で止まるとされています。

なぜこのような「円錐角膜」というような状態になるのか、原因はわかっていないようですが、この角膜の円錐型への進行をある程度、抑えることができるのが、ハードコンタクトレンズなのです。

しかも、眼鏡では矯正できない視力をも矯正することができるという意味でも、ハードコンタクトレンズの使用が適しています。

しかしながら、進行が顕著で、ハードコンタクトレンズが装用できないほどに円錐型が進行してしまった場合には、角膜移植の手術を行います。

コンタクトレンズの基礎知識